おばあちゃんの我楽多箱

今年66歳、起業を夢みながら、カウントダウン中~☆   幾つになっても毎日が発見!!    シニアの私が頑張れること、試してみたいことの日常を綴っています。   

ALSについて

2006年10月06日

美しく憧れの従姉です。その従姉がある日・・・・

ALSについて

私には、5歳違う従姉がいます。ちょとバスを乗り継いでの、近くの市に住んでいるのですが、数年前よりALSをわずらい始めました。
最初は、本人も気づかず電話のやり取りの時に、「あれぇ~。どうしたん、風邪でも引いたの?」とかすれた声が気になり始めました。

本人はストレスか、更年期障害かなと思っていました。私も病院行きを勧め何となく、そうかな、心配だなと思い、でもあんまり当人に不安感があってはと「失語症じゃない?きっと高貴なのよ」なんて美智子妃殿下の失語症のようなものと安心させたり・・・


当初行った病院はやはり、ストレスが原因との処方で、たいした治療はされませんでした。また、声の出るトレーニング療法のようなことをしたり・・・・だんだん、症状が悪化して初めて阪大病院を受診しました。
その時、私と叔母も同席したのですが、結果を聞いたのは従姉の旦那さんでした。
きっとALSと認定されたのでしょうが、旦那さんはショックを与えたくないので、隠していたみたいです。
年に数度会ううちに、これは重大な進行性のある病気と思いましたが病名を知らない私はでも、いつか直るようにも思ったり・・・ある日会って、ビックリしました。もう会話は交わされません。初めて病名を知りましたが、本人には今も伝えてません。

献身的な介護で発病以来、5年以上はもうなっています。
病気になる前いえ、もっともっと子どもの頃から従姉は5歳年上の憧れのお姉さんでした。私は戦後のどさくさ生まれで当時は、日本も親戚の家などで身内同士が居候するなどよくあることで、小学1年生から5年生までは従姉の家でお世話になっていました。

子どもの頃の5歳は、ものすご~く離れて感じ、私にとっての従姉は姉という反面、もう大人のような存在。どこに行くにもついて周り時には足手まといで、遊びの場所で泣く泣く帰された事もありました。どんどん、大人になってキレイになっていく従姉は本当に憧れでした。

とてもスポーツが得意で綺麗で従姉を崇拝する男性もたくさん・・・そんな場所にも私はくっついて行ってました。♪
私は小さく何にも出来ず怖がりで、何でもこなす従姉は本当に崇拝の存在。
子ども扱いだった私も、私が結婚した頃からは私のよき相談相手。また従姉からみても私は頼りになる存在になっていました。仕事のことなどはよく従姉にアドバイスを求められ、私は従姉が憧れの存在でしたが、従姉は私の読書好きなどが、親から見習いなさいと言われていて、「子どもをそういう風に躾けたかったのよ」といわれ、私は子どもを従姉のように活発に躾けたいと思っていたのです。

お互いにないところを補い合い、結婚してからは益々従姉にはよくしてもらいました。
女姉妹がいない私達は、実の姉妹のように思っていました。従姉のところに出かけると必ず、惣菜を買ってくれます。忙しい私が楽なように子どもの物から、旦那さんのお酒のあて、義母のお土産まで。義母に可愛がってもらえるようにと時々は義母への心づくしもしてくれました。
そんな大好きな従姉が倒れてもう、数年になります。

ALSについて

ALSとは「筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic laterALSlerosis)」の略称で、脳と脊椎にある運動の神経細胞(運動ニューロン)が選択的に障害されることで感覚や自律神経はそのままに、身体の自由が利かなくなり進行すると呼吸することも困難になる難病です。
ALSは神経繊維が破壊されることにより、筋肉が縮み、身体を動かすことの出来なくなる最終的に死に至る進行性の病気です。
現在、原因が究明されていないことから老若男女、誰にでも発病する可能性があり、診断後わずか3-5年でなくなってしまう難病です。
全世界で毎年13万人の方が亡くなっており、日本でも現在約7000人程の患者がいます。
患者数が少なく患者の余命も短いことから、研修資金が集まりにくく、原因の究明と治療法が未だ見つかっていません。
( 社会貢献プログラムとは、現代社会の様々な問題に取り組むNPOやNGOを対象に、情報配信サービス『プレスブログ』において活動支援を実施するプログラムです。)ALSという難病を理解していただくように配信しています。

http://www.prize4life.org/jp/
ALSについて

私も大好きな従姉の病の原因が一日でも早く解明され、多くの患者がこの苦しみから救われることを願っています。


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完食野菜
完食野菜(2008-05-24 22:22)


Posted by ライラのママ at 22:59│Comments(8)
健康について~♪
この記事へのコメント
難しい病気ですよね。身内にそういった病気の者がいるということ、とても辛いものです。
父はP病で良く似てますが、今のトコロ薬で進行を遅らせています。よくある「無表情」もなく、ドーパミンも出ていてよく笑う。それでも、、、確実に進行しているという事実を受け止めつつ、後悔の無いように過ごしたいと思ってます。
とはいえ、今は事故後で自由に動けなく歯痒いですが…。

本当に突然すぎて(発病)、まさか!と信じられませんよね。従姉の方、でも周りの方に見守られていて幸せだと思います。ただただ、生きている、と言う感謝の気持ちを嬉しく感じたいですよね。
Posted by diana at 2006年10月12日 14:39
難しい病気ですよね。身内にそういった病気の者がいるということ、とても辛いものです。
父はP病で良く似てますが、今のトコロ薬で進行を遅らせています。よくある「無表情」もなく、ドーパミンも出ていてよく笑う。それでも、、、確実に進行しているという事実を受け止めつつ、後悔の無いように過ごしたいと思ってます。
とはいえ、今は事故後で自由に動けなく歯痒いですが…。

本当に突然すぎて(発病)、まさか!と信じられませんよね。従姉の方、でも周りの方に見守られていて幸せだと思います。ただただ、生きている、と言う感謝の気持ちを嬉しく感じたいですよね。
Posted by diana at 2006年10月12日 14:41
あら(mm*)、エラーになってしまったので、再送してしまいました。お手数ですが、削除していただけますか?すみません。
Posted by diana at 2006年10月12日 14:43
久しぶりです・・
この病気の事、初めて知りました。
これだけいろんな事が進歩した現代でも、
まだまだ解明できない病気がある事は
、ほんとに歯痒く感じますよね。
この世の中から、病気と戦争はなくなれば
いいのにと、いつも思ってます。
早く解明される事を祈るしかでき自分にも
歯痒いです。
Posted by ぷち at 2006年10月12日 16:52
久しぶりです・・
この病気の事、初めて知りました。
これだけいろんな事が進歩した現代でも、
まだまだ解明できない病気がある事は
、ほんとに歯痒く感じますよね。
この世の中から、病気と戦争はなくなれば
いいのにと、いつも思ってます。
早く解明される事を祈るしかできない自分にも歯痒いです。
Posted by ぷち at 2006年10月12日 16:53
久しぶりです・・
この病気の事、初めて知りました。
これだけいろんな事が進歩した現代でも、
まだまだ解明できない病気がある事は
、ほんとに歯痒く感じますよね。
この世の中から、病気と戦争はなくなれば
いいのにと、いつも思ってます。
早く解明される事を祈るしかできない自分にも歯痒いです。
Posted by ぷち at 2006年10月12日 16:54
すみません・・・dianaさん同様、再送したら
三個も同じものが!削除して下さい。
Posted by ぷち at 2006年10月12日 16:58
dianaさん、ぶちさん、お久しぶりです。
久しぶりに沢山のコメントが~(^^)
喜んでおります。^^

ただ今、ネットショップの勉強中で更新が少なくごふ沙汰です。

私に出来ることで可愛がってもらった恩返しと出来るだけ顔を見にでかけますね。
ありがとうございます。

免疫力が落ちたときに、いつ誰にどんな病気が出るかわかりませんね。
Posted by tomumama at 2006年10月12日 20:22
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