オーストラリアを訪ねた初日は、HISのツーリストのお姉さんに「キャプテン・クック」の館に案内してもらいました。

「キャプテン・クック」のオーストラリア大陸発見らしき話は何となく耳にしていたことがあるのですが、その本人が住んでいた館を実際にイギリス本土から移設した館がメルボルンのフィツロイ・ガーデンに~
エンデバー号に乗ったキャプテン・クックの一行がタヒチからニュージーランドへ向かい、マオリからの妨害にさらされながらも、同地の海岸線の測量を6ヶ月行いニュージーランドからオーストラリアの沿岸へ西に航行し、1770年4月19日にオーストラリア大陸を発見したのは、有名な話、その非業の死も今回ガイドさんに始めて教えてもらいました。
友好的なハワイの原住民と間に珍しくトラブルが発生し、殺害されても英雄の魂を身につけると魔よけになると切り刻まれてしまった話は、牧歌的な館とは裏腹に最後に気の毒なことになってしまった、「キャプテン・クック」さんには同情しました。
その当時の所帯道具の数々が展示され小さな寝室も。殆ど航海に出ているとは言え以外に小さな館にビックリ!!
当時の牧歌的な暮らしぶりに現在文明が重なりちょっと、古き時代に郷愁がわきました。
※クック船長の航海がこれほど有名になったのは、当時としても精密なオーストラリア航海図と、航海中~乗組員の健康に留意したからだそうです。当時、船の航海は命がけで、特に栄養面でも命を落とすことが多かった時代に、今で言うビタミンCを食事に取り入れるよう長い航海の間に工夫し壊血病を防いだことにもあるそうです。他の船では船員の半数以上が命を落とす時代のです。昔も今もビタミン摂取は大事なんですね。

さて一番の感動はやはり、食べ物ですね。
Aちゃんのお友達のデービッドさんの案内で数々の美味しいものも~(ギリシャ料理です)しかし、その量の多さは日本人の胃袋に収まりきれません。何より景気の良いオーストラリアはバブルの頃の日本のように物価高で、これが毎日だと矢張り胃袋にもお財布にも日本が暮らしやすいと思った次第です。
でも美味しかったですよ!

そして、そしてやはり、オーストラリアの〆はワイナリーですね。ヤラ・バレーでワインの試飲~飲み放題

でもちゃんとワインの出来上がるまでの工程や歴史も学んできましたよ。
出番を静かに待ちながら眠るワインの倉庫は冷やりとして少し寒かったけどね。

風光明媚なヤラ・バレーの景色を見ながら飲むワイン、飲めない私も思わず飲み干してしまいました。



広い空、広がるワイナリーだけでも目の保養になりました。こんな広い空、見たのは人生始まって以来ね。
語りつくせないオーストラリアプチ旅行の続きはまた明日~